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Pieキッチンに参入をば☆

ロレッタジーン。キッチンに入らせて貰える!となって、では今度の木曜の14時に〜。となり、学校の授業が終わって、直行。13:40着。オーナーのケイトは、業者さん?とお話をしている最中で、私を見つけると、ちょっと待ってね。と言ってくれたので、約束の時間まで、しばしお茶時間。パイも美味しいけど、スコーンやビスケットも美味しいので、迷ったあげく今日はシナモンオートスコーンと珈琲を頼んで、ほっと一息。

やー、これも美味しいな〜、シナモンロールのスコーン版って感じのこれ。ぐるぐる渦巻きになってシナモン味のんって、ほんとにアメリカ人が好きな定番のお菓子なんだな〜って思います。もちろん、私もすきだけど。
ここのは、上にザラメも散らしてあって、ザックリ系。あ〜、珈琲と合うね〜。

ケイトがおいで〜、キッチンの入り口から呼んでくれたので、ドキドキの参入!荷物をロッカーに入れたら、黒いエプロンを貸してくれて、さぁ、始めましょ〜、とスタートしたのが、スコーンの成型から、しかもさっき私が食べていた、あのシナモンオートスコーンです。
ラグビーボール大(ラグビーボール実際持ったことないのですが、イメージで、、)の生地を、まずは半分にし、打ち粉を少し付けながら、台にバンッバンッと打ち付け、四角く形を整えたら、大きいめの麺棒(ローラー)で伸ばしていきます。
そこに溶かしバターを、ばーっと落として、スプーンでびゃーっバターを延ばして、シナモンオートクランブルを、バラバラバラ〜ってかけて、グルグル〜と巻いていきます。そして、カットカットカット。ぐるぐるの断面を上にして、バットにどんんどん並べていきます。
この作業の、何と早いことよ〜!!(ケイトが一人でやってる)
私は、生地をローラーで伸ばす担当なのだけど、最初が楕円形を半分にカットした状態の固まりを四角く伸ばすって結構、難しい、、。作業台は、アメリカン仕様だからちょっと高いし、若干つま先立ちな体制で、必死です。
入らせ下さい!と、頼んでのお手伝い、足手まといになって申し訳〜、と思いつつも、初めてに近いこの作業、そ〜んな簡単にすぐコツがつかめない。(あんまり細かいとこまではケイトも気にしていない模様、、)
ラグビーボール大8個、終わった〜!って思ったら、冷蔵庫から取って来てって言われ。その×2,5倍のスコーン生地が待っていました!

冷蔵庫って、冷蔵室なんですよね〜。部屋だから、冷凍庫にしても、規模が違う。保存する量、一気に作る量、ほんとに違う。
これは、昨年テーバーブレッドでお手伝いした時も思っていたこと。

このお店は、営業がスタートが朝の8時から週末だと夜は11時までやっていて、土曜のファーマーズマーケットにも出店しているし、ダウンタウンにもテイクアウトだけのお店もあるから、どんだけ焼いてるの〜?!!とは思っていたけれど、それにしても、すんごい量の仕込みに、すんごい量のストック。

や〜、体育会系の汗と、冷や汗と、両方かきますね〜。私は、ひたすら生地を伸ばしているなか、途中で、フィリングがシナモンクランブルから、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー、と変化していってました。

アメリカだと、カフェでも朝の8時から開いているところ結構あるから、訪れる方としたら、ほんと嬉しい。私は、ロレッタジーンはお昼間にしか行っていないけれど、友達曰く夜もかなり混んでいるらしい、晩ご飯を食べた後に〆にパイで!ってなるのでしょうね。
後、夜のアイスクリーム屋も、めちゃくちゃ混んでます。
私、夜9時くらいに晩ご飯を日本から来ていた知り合いと一緒に食べた後、せっかくだしアイスクリームでも!って行ったら、とんでもない長蛇の列、、、店がぐる〜っと囲まれてて、諦めましたもの、、。
やっぱり考えることは、どこでも一緒ですね〜甘いもので〆たい!

それに応えるには、それだけ作っているのですよね〜、ケイトすごいな!たぶん私より10歳は年下だと思うのだけど、しっかりしてるな〜。スタッフもかなりいると思う。いつも忙しそう〜、でもでも週に2日は休んでいるとのこと、良かった。昨年結婚もして〜、旦那さん、お店に対しても理解力あるし、すごく協力的よ〜って言ってた。
すんばらしい、きっと仕事のオン、オフも上手なのだろうな。
私、ついダラダラと、お店に長〜いこと居てたなぁ。休みの日も歩粉で過すことがほとんどだったしな〜。
ま、それはそれで、良かったのですけれど〜。

ケイトからの質問で、どんなパイ作りたい?と。どんなパイが好き?って聞かれたのか?ちょっと興奮気味だったので、会話の流れもハッキリ覚えていないのですが、何故かあんこと苺とクリームのパイって答えてた。
そうしたら、じゃ、作って!という展開になり。材料は用意しておくとのこと。

小豆は、オーガニック系のスーパーの量り売りコーナーで、azukibeenとして売っているので、入手も難しくないのです。
小豆を炊いていると、興味津々のケイト。それに、パイ→あんこ→クリームだと、ちょっとバランスが、、。と思ったので、歩粉の苺と豆腐のティラミスの時に使うスポンジケーキ生地を挟むことにしました。
キルシュがなかったので、ラム酒とバニラシロップを混ぜて、スポンジケーキにしみ込ませて。苺のスライス→すこーしだけ甘みを加えたホイップクリーム→苺〜を繰り返し3段にし、最後にも上に苺を散らしてパウダーシュガーをかけ、完成しました〜。

小豆の甘さも、ちょっと控えめくらいだったけど、美味しい〜!って言ってくれて。他のスタッフの子たちも笑顔でパクついてくれました。めっちゃくちゃ嬉しかった〜。

今回、キッチンの中に入らせて貰って、レシピは秘密?って尋ねたら。ケイトがすごい笑顔で、「トップシークレットよ!」と言って、レシピは一切見せて貰えなかった。
私も、歩粉を始めた頃は、レシピ本を出しませんか?と有り難いお声を何度か頂いていたのに、頑に断っていました。
私の大事な大事なレシピ、簡単に見せれない〜!って思っていたし、誰でも作れるようになったら、お店に来てくれなくなる〜!なんて思ってて、怖くてこわくて。(ケイトはこんな気持ちじゃないと思うのだけど)

でも、だんだんと自分の気持も変わってきて、本を出せて、ほ〜んとに良かったと思っている。今でも歩粉のお菓子を作り続けてくれている人がいるのも嬉しいし、自分でも読み返して作ったりもするし、こうしてアメリカでキッチンに参入出来たのも、本を見せて説明出来たからっていうのもあるだろうしね。
人それぞれのタイミングってのもあるのだと思う。(私は歩粉の活動を始めて6年くらい経ってからの出版だったから)

更にケイトに「レシピ本出すこと考えてるの〜?」って尋ねたら「そうね〜、いつか出したいわね〜」って言ってくれたから、「それを楽しみに待ってるね〜」と話して、あんこのレシピとスポンジのレシピを渡したら、すごく嬉しそうにしてくれました。
「このパイ作ったら、Hitomi's paiって言うわ」って言ってくれたけど、ほんまかいな?もしほんとにHitomi Pai がロレッタジーンで並んでいたら、面白いな。ケイトとのコラボパイ、楽しかったな〜。

Hitomi's Pie を作った日の翌朝が、バークレーに戻る日でした。

歩粉ちゃん奮闘記 つづく。









 
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Portland, 再び。

戻ってきました、4ヶ月ぶりのポートランド。昨年の10月末にバークレーに出て、12月半ば過ぎからフィリピンへ8週間。
3月のタームをポートランドの語学学校に戻って、もう一度アメリカでの学生ビザを復活させる為。

いや〜、ほんとに自分でもビックリ、ほんと学校が好きじゃない、、、再確認。
もちろん授業料も払っているから行くのだけれど、楽しくて行ってるって感じにどうしてもなれない、、、。
そして前回と変わらなく、クラスの一番後ろの席に座り、積極性はゼロ、自分から発言するなんてありゃしない、、。
授業が終わったら、一目散に帰ります、というか学校を出ます。
もう私って、頑、一人で過すのが好きなのね。(フィリピンの時同様、ヒトミ、アローン状態)学校を出て、一人で歩いていると、ようやくほっとするというか、、。

今回のポートランド、沢山歩きました。お世話になっている家から学校まで、ドアtoドアで45分位、毎日歩きました。
前回は交通機関の一ヶ月パスチケットを毎月買っていたので、バスやMAXにお世話になったけど、今回節約+運動も兼ねて、歩くぞ!って決めたから。
改めてポートランドは、コンパクトな、いい距離感の町だなと思いました。ほんとだいたい歩いて行ける!(主要なところは)
ただこの時期、雨が多かったから、傘さしながら歩くのちょっと大変でしたが、それでも頑張って歩いた。一日中というよりは、降ったり止んだりを繰り返すので、この移り変わりが激しい天候を、春に移っていくポートランドに居るのだな〜って実感しながら。
授業は、9:00〜12:50までの約4時間。その後はフリーだから、カフェかベーカリーへレッツゴー!ですよ。

久しぶりのポートランド、まずは前回お手伝いさせて貰った、テーバーブレッドへ。相変わらずのサンドイッチやスープが旨うまで、やっぱポートランドで一番美味しいかも〜!って思いながら頬張る。
ペイストリーの担当が変わってしまっていて、ちょっと印象が変わっていました。やっぱり作る人が変わるとラインナップも変わるし、雰囲気も変わるもんですね。う〜ん、以前を知っているから贔屓目で見てしまうからか、前のほうが好きだったかも、、とちょっと思ってしまったり(また後日行くと、昨年同様のペイストリーメニューもありました全部ではないけど)。
オーナーシェフでない限り、雇った作り手にそのポジションを任せるとなると、同じお店でも出てくるものって変わっていくのだな〜と実感しました。でも、やっぱりテーバーブレットは大好き。

今回のポートランドで開眼したのは、何故かパイでした。

昨年も行っていたし、一昨年の初めてのポートランドでもファーマーズマーケットでも食べていたロレッタジーンというパイのお店、ここに今回ハマってしまった。せっかくアメリカに来たのだから、アメリカパイを知っておきたいなって、今になって思ったのかな?たぶん。

お店も、すご〜く可愛いのです。歩粉のお客様だったら気に入ること間違いないと思う。アメリカのレトロ感を上手に今っぽくしている店内、そんでもってた〜くさんのパイやクッキー、スコーンにビスケットが並んでいて。注文する為に並んでいる時にいつも興奮状態、どうしよ〜!今日は何にしよう〜、迷う〜!やばい、私の番だっ!「チェリーパイで、店内で食べます!」って言ったら、可愛いスタッフさんが、自家製アイスクリーム添えるの勧めてくれて。もうそれは、従うしかないですよね〜。
YES, 正解!むちゃくちゃ美味しい〜。全部制覇したい気持ちがムクムクと。(いやしんぼ根性爆発、いくら歩いてもカロリー的にはオーバーしまくり)

それから、せっせと通う日々。授業終わった。→→はい、ロレッタジーン行き。
そうなると、中が見たくなるってもんです。オーナーさんがよく分からないけれど、メールを送ってみることに。(心臓バクバクですよ!喉もカラカラ、パソコンの前で)

そして、メールの返事は来ません、、、。や〜、そんなもんですよ。
前回のブログでも書いていますが、自分に興味のあることでもないと、返事なんてない!のです。ここはアメリカ。
だから、メール送ってみたものの、返事こないか〜(やっぱりね)、って思っていて。
それでも、私のルーティン化しているロレッタ活中(就活ならぬ)で、あっ!この方オーナーさん!って分ったので(ホームページにそれらしい人が載っていたから)思わず声をかけ。
「私、メールを送ったものです。ここのパイがすごく好きで、私もお菓子を作っている者で、実はレシピ本も2冊出版しています。」
と、すかさず鞄から本を見せる(念のために本を持ち歩いていた)「キッチンでお手伝いさせて貰えませんか?今行っている語学学校は1時に授業が終わるので、それ以後なら平日でも。休日はいつでも空いています」必死のアピール。
レシピ本を見て、いちごと豆腐のティラミスにすごく興味を持ってくれたみたいで、「これ作れるの?」と、「もちろん、材料さえ揃えば作れます」
そんなやりとりをして、分かったわ(キッチンに入れる)、的な雰囲気に。日にちをまた考えるましょ〜。と、その日はお店を後にして、も〜大興奮!
やたー!キッチン入れる!いちごと豆腐のティラミス作るんかな?ストロベリーパウダーってこっちであるのかな?なんて心配などしつつ、、、。
でも、一向に返事はない、、、。ほ〜んと、そんなもんです。メールがくるなんて、一切ないの。
ここから、また通ってかよってーーーー、やっと実現。
何日の何時に来て。ってやっとこさ言って貰えました。
はー、長かったな、ここまでたどり着くの。
それにしても、英語の勉強はほ〜んとにしないのに、ロレッタ活だけ熱心でした。

何でも器用に出来る人っているっちゃあいるけれど、私はものすごく偏りがあるってことを認めざるを得ない。
ま、それが個性ってもんですよね。みんなそれぞれに違う、当たり前のこと、でもやっぱり人と比べたりしてしまうこともあって、勝手に落ち込んだり。
人によって、出来ること出来ないこと、得意なこと不得意なこと、あって当たり前。
やっぱりちょっとでも楽しいって思うこと、やるのが一番(いい訳?)
英語の勉強となると、集中力なさすぎ。宿題しようとした途端寝てる、、、。私、勉強しなさい!とか宿題やったの〜?!とか、もし自分に子供がいたら絶対言えないな〜。だって、自分が出来ないのだもの、、、人間だもの(byみつお)

アメリカに一年も居たら(フィリピンにも居たけど)、もうちょっと聞ける、話せるってなるのかな〜なんて思っていたけど、個人差めちゃくちゃあると思う。
お菓子、粉もの全般食べるのは、ほ〜んと積極的だなぁ。体張ってますよ!(お腹にた〜くさん身についた贅肉つまみながら)

ロレッタジーン、キッチン潜入にドッキドキ。
歩粉ちゃん奮闘記つづく。







 
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シトラス!!!酸っぱっさあっての人生!?


フィリピンからバークレーに戻ってきたのは2月の半ば、随分温かくなっていて家からのシェパニーズまでの道も歩いていると木々が芽吹き、もう花を咲かせているものも沢山、日本よりも早い春がカリフォルニアにはやってきているみたいで、桜も2月に咲いていました。日本人の私にしたら、桜はやっぱり特別な存在だから見れると特別嬉しい。

シェパニーズのデザートメニューのトップに書いてある、フルーツボウル(果物の盛り合わせ)は、すっかり柑橘に変わっていました。ページマンダリンにキシュウタンジェリン。アルファベットで書いてあると何だか外国のフルーツっぽいけど、紀州みかんです。こたつの上に鎮座なイメージのこのみかんが、今のフルーツのトップかと思うと日本代表が選ばれているみたいで、嬉しいもんです。

写真にある、夜のコースのデザートもごらんの様にもう、柑橘祭り!赤い色したのは、イチゴじゃないですよ!ブラッドオレンジのシャーベット、橙色のは、タンジェリンシャーベット、二つのシャーベットの奥にひっそり見えない位にあるのが、メイヤーレモングラニタ、オレンジのソースに、キャンディードきんかんが散らしてあって、フレッシュページマンダリンとブラッドオレンジが添えられ、キャンディードピスタチオもパラリとかかっています。そしてパフ(ひねったパイ生地)が。
こんな感じで、カフェ(2階)でなくレストラン(1階)の食事する場合は、デザートがこの一皿に何種類盛り込まれているの〜?ってコース料理を締めくくるのにふさわしく、幸せな気持ちのまま帰路につけますね。

レモンって冬の果物だったのですね、なんか暑い夏に飲むレモネードとかの勝手なイメージで夏のもの!って思っていたのですが、私のお世話になっていた(?!)おうちでも庭に沢山のメイヤーレモンがたわわに実っておりました。
そして、ピールでのキャンディー作り、この仕込みがこの時期もっとも多い作業かもです。果汁でシャーベットやアイスベースとして使われ、皮はキャンディーとなり、アフォガートや、カスタード系のデザートの時に横に添えられたり、刻んだキャンディーをシャーベットや、クリームシャンティーの上に振りかけたり。
いろいろ用途があって、とても素晴らしいのですが、作業自体はほ〜んとに地味です。柑橘は苦みや渋みも多いから煮こぼすのも何回やるの?って5〜6回くらいはやるのかな?水から煮ては、湯を捨てまた煮て〜繰り返しかえし、ワタの部分を綺麗にとり、カットしていく、そしてまた砂糖と煮る〜、ラックで冷まし程よく余分な水分が取れたら、砂糖をまぶす。ふ〜〜、出来上がりました〜。
捨ててしまうような部分も、美味しいものに変化させるには、手間ひまあってのことですね〜。

私の2月のシェパニーズデザートの印象はまさにシトラス!でした。2月のインターンシップは10日間程で、次にポートランドに約一ヶ月間滞在することが控えていたので(ビザやその他諸々の関係で)、何ともバタバタ。
そ、し、て、下記続きます(また長くてすみません、、、)

私が、シェパニーズでインターンシップする為に移動する際まず心配だったのが、住まいのこと。以前のブログで書きましたが、このベイエリアと言われるサンフランシスコ周辺は、目ん玉飛び出るくらい土地代が高い!そんなこと知らずに行き先を決めたものの、宿代を支払うのは清水の舞台から飛び降りたった〜!ぜいっ!そのおかげで、シェパニーズのペイストリーで経験が出来るのだから、プライスレス!には違いないのですが、シェパニーズのインターンシップの延長を決めた時には、この家賃を払い続けることは厳しいな、、、と思い、これは家賃交渉をしてみなければ、、、と、かなりドキドキしながら、今借りている部屋は立派すぎるから、以前娘さんが使っていた(2段ベットが置いてある)部屋に移らせてもらって家賃を下げて欲しい、そしてここでの滞在を延長させて貰いたいと。そうしたら、仁美はシェパニーズで無償で働いているのも知っているし、大丈夫よとお返事頂き、飛び上がる嬉しさと安堵の気持とで、あ〜、ほんと良かった、これでとりあえず秋までこのベイエリアに居れるんだ〜と思い、いざフィリピンへ旅立ったのです。

その後、フィリピンから戻る際、この飛行機で戻ります〜と念のためメールでお知らせをしました。
その返事には、フィリピンから戻ってきた2月の間はいいのだけど、3月からは仁美の部屋は無い、と、、、。
2階の部屋を全てエアーb&bに貸すことに決めたから、子供たちが使っていた部屋も今綺麗に改装中なのよ、とのこと、、、。
がーーーーん、仁美の部屋が無い、、、そんな〜〜、、8週間前は、いいよ〜って笑顔で言ってくれたのに〜〜。
人の気持は簡単に変わるものです、、、。でも、それはしょうがない、だって彼女も双子の娘さんがいて、私立の大学に二人を行かせているし、彼女一人で育てているのも知っているし、、、でもでも、ひとみの部屋は無い、、、突き刺さるお言葉、、なんとかせにゃ〜ならんのですわ〜〜〜ん。

クレイグズリストと言って、ハウジングからありとあらゆるモノ、集いなどなど何でも探すサイトがあって、それで部屋を探すというのはポートランドでもサンフランシスコ周辺でもすごくポピュラーで、知ってはいるのですが、まだまだ英語もままならない私がそこから探すというのは、メール、電話、面接?知らないアメリカ人とこういった流れをこなすというのは、ハイレベル過ぎる〜〜、考えただけで、頭がクラクラしてきます(ほんとに)とりあえず、リスト見るだけ見てみたものの、まだまだアルファベット恐怖症、めっちゃ時間かかるし、やっぱ無理だわ〜、別の方法、それはこのエリアに住んでいる日本の方に尋ねるしかない!と思い、昨年も参加していたバークレーでの日本人の集まり会に今月も誘って頂いていたので、そこで聞いてみるしかない(主催者にも確認済み)と、祈るような気持で参加しました。
その日は参加者の一人のご自宅でのショートムービーの鑑賞会、今回は日本人だけではなくアメリカ人の方も混じっている感じで、長年こちらに住んでいる方が多くて、英語で会話をしている方がほとんど、、、わたしは、喋りかけていく勇気がなくて、部屋の片隅でどうしよう、、、どう声をかけたらいいのかな、、?と思いつつ棒立ち。でもそろそろ会も終盤かも、皆さん帰る支度をする雰囲気を感じ始めた時に、もう、言うしかない〜〜〜!と、わたし、声を張り上げました、「すみませ〜ん!部屋を探しています、空いている一部屋、空いている部屋をもっている方を知っているという方、いらっしゃったら教えて頂けますでしょうか〜〜!!??」と結構大きな声で、それはそれは恥ずかしかったけれど、もう必死でしたから、ここで聞かねば帰れないっ!って思っていたので。
そしたらば、誰ひとりこっちを見てくれる方がいなかった、、、、。
え〜〜〜〜〜っ!(私の心の声、、、)みな、それぞれに会話が続いている状態、、、
ここは、アメリカだな、、、って妙に実感してしまいました。日本人はいるけども、アメリカ人って、会話をしていると目の前の人しか見ないっていうところがある。視界に入りそうなもんだけど、敢えて入れないというか、、よく分からないけど、そう思う時が時々あって。
私の大声の後、ちょっと経って、余りに可哀想に思ってくれたのか、一人女性が、「お部屋、見つかるといいね、この辺で探すの大変だからね〜」と声をかけて下さりました。
その後、シェパニーズのペイストリーで勤めている日本人女性のお友達(その方が空き部屋事情を知っているかもと聞いていたので)を探しあて、直談判? その方の所有の家をアメリカ人に貸していて空いている部屋もありそうだから、電話で聞いてみたら?と連絡先を下さったのだけれど、自分から電話をかけられる自信がなかったので、「今ここでその方に電話をかけて下さいませんか?」と厚かましいことこの上ないの承知で、お願いしてみたら、「本当に困っているのね、、、」って「私がアメリカに来た当初のことを思い出したわ、、、」と言いながらかけて下さいました。「ごめんね、実はこの方ほとんど電話に出ないのよ、留守電も溜まりまくって、留守電吹き込めない場合も、、、」って。むむむ、やっぱ無理やん、、、。って、この会の帰り道の、情けない気持ちと言ったら、、、あ〜、こんなに沢山の家が並んでいるのに、わたしの住める部屋はひとつも無いなんて、、、ま、もし見つからなかったら、ここに居る必要がないってことなんだわ〜なんてことを考えつつ、バークレーの夜空を見上げながら、とぼとぼと。

次の日、シェパニーズのインターンシップが朝から入っていたので、夕方仕事上がりに電話を見ると一件メールが。仁美さんに部屋が見つかったよ、電話してみて!と。
昨日、私が直談判?した女性、今朝息子さんのお母さん仲間チーム(ママ友?)に一斉メールを流してくれたみたい。部屋を探している日本人女性います、シェパニーズのペイストリーでインターンしていて、日本食も作れるはず、興味のある方連絡下さいと。そしたら、すぐに連絡をくれた方がいて。
興味をもって下さった方のお母さんのおうちが一部屋空いているらしく、次の日面接?お訪ねしたら、日系の方(日本語は話せない)で「わたしは白人には部屋を貸したくなくて、お菓子作りが好きだから、お菓子教室やってくれる?そうしたら良心価格で貸せるわ」と、「もちろ〜ん!ありがとうございます、日本人で良かった〜!お菓子教室しますとも〜!!」
交渉が成立したのは、バークレーを出ることになっていた前日でした。

ギリギリセーフ。ポートランド後に帰ってこれるバークレーの部屋が、奇跡的に見つかった、、、。私、ここで住んでいいのね。それにしても、この気持ちのアップダウンは何とかならないもんなのか〜、、、生きた心地がしないというか、めっちゃ生きてる!っていうのか、、、とにかく交渉が決まった晩は、安眠できました、、、。そしてまたポートランドへ。

歩粉ちゃん奮闘記、、つづく。


 

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ウィークエンド. カフェ.ヒトミ. アローン...

肝心の!英語のレッスンについて、何も書いてなかった、、、。フィリピンに来たのは英語のマンツーマンレッスンを受けるためでした。わたしは、1日8時間のマンツーマンレッスンのみのコースに決めました。
1授業が50分で、午前中に4時間、お昼ごはんタイム1時間、午後4時間であっという間に夕方。それにプラス1時間アディショナルクラスといって、自分の希望(ある程度)する先生の授業を受ける(お支払いすれば)ことにしたので、合計9時間!
英語漬け〜っていうんですかね、こういうの。
でも、それ以外の時間は、寮の4人部屋もオール日本人だし、ご飯の時も日本語が飛び交う環境ではあるのですが〜。

マンツーマンって、どんな風?って検討つかない、、、って思っていたのですが。ほんとに小さな2m×3mくらい?(プリクラ撮るスペースを気持ちちょっと広げたって感じ?)のお部屋が、だーーっと沢山あります。
机一つ、先生とわたしの椅子が各1、小さ目のホワイトボードが壁に1つ、以上。先生との距離も当たり前だけどほんと近い。
わたしは、一人だけ2時間受け持ってくれる先生(前回書いたトゥロンを一緒に作った先生)がいたので、8人の先生と1日に授業を受けることになります。
最初は、自己紹介。だいたいフィリピン人ってお喋りだし私の担当してくれている先生もみな若くて、進んでいっぱい喋ってくれます。
家族構成や、趣味のはなしとなるのですが、わたしが話す時、まずは年齢を聞きたがる雰囲気が。日本人でもそうだと思うのだけれど(アジア人特有なのかなぁ?)最初会った時にこの方何歳なんだろ〜?って。
アメリカだと年齢聞かれることって、ほとんど無いから、それだけ歳に関わらずしたい事する!ってことなのかな?
それで、まず年齢を言うと、ここに居る日本人の多くは20代でワーホリ行く子たちだから、40代、しかもアメリカから来たイレギュラーな私に興味津々っぽい。
家族は?子供はいるの?次の質問コーナーになります。
結婚は一度したことがあるけど、離婚したの。子供はいないのよ。東京でデザートのカフェをやっていたのだけど、昨年閉店したの。

って言うと、フィリピンでは、離婚って基本的に出来ないみたい(すっごくお金がかかるから、芸能人とか大金持ちでないと出来ないのだとか)。そして、前回も書きましたが、基本大家族。40歳過ぎて、結婚経験があったのなら子供がいて当然って感じなのだけど、わたしの30代は歩粉がわたしの子供みたいな感じだったからな〜、な〜んて。
格好良く書いちゃうけど、ほんとに歩粉にかかりっきり!というか、自分で決めて、自分で始めて、好きでやってた訳だから。夢中っていうと、これまた綺麗だけど、必死だったというか。
わたしは、接客も好きで、来てくれるお客様と顔を会わせるのがすうごく嬉しかったのと、助けてくれるスタッフがいて、お菓子が好きだから歩粉続けられたけど、自分が出来ることってほんと限られるな〜って海外に来てつくづく思う。苦手なこと、めっちゃ多いし。
9年ほどカフェをやってて閉店したというと、なんで〜?って聞かれる。建物のオーナーが取り壊しを決めたから、そこを出なければいけなかったから。って答えて、ほんとそんなことでも無かったら、お店閉めるなんてこと考えなかったし、アメリカに行くなんて、ましてやフィリピンにくるなんて、ぜ〜んぶ無かっただろうけど、人生不思議なもんですよ。
片言の英語だから、必要最低限のことしか伝えられないのだけど、わたしの頭の中では、いろんな回想シーンがいっぱい。

学校の授業は、月曜から金曜だから土日はフリータイム。そして、金曜には週末何か予定あるの〜?って必ず聞かれる。その話を毎回8人程に話さないといけないから、予定があるといいのだけど(若い子たちは、週末ビーチに出掛けたり、マニラの都会に出たりアクティブに過していたから)わたしは、大した予定はないし、小さなこの町のカフェに行くことくらい(そこでこのブログを書いたりしてた)。
そしたら、まず聞かれる、独りで? そう、独りで、、、。独りでカフェに行くなんて、信じられない〜!って驚かれる。
カフェは、友達か家族とわいわい過すところ。独りで行くところではないみたい。まず、カフェに行く自体贅沢なこと〜だとは思う。
ヒトミ、アローン? また独りなの〜?って毎度聞かれた。ヒトミ=アローンが枕詞みたいに。
女性の先生が言うのは、まだ分るにしても男性の先生にまで、独りでカフェに行くなんて、信じられない!って言われると、こちらもビックリ。「私のやっていたカフェでは、半分くらいのお客様が独りで来てくれていたんだよ〜、日本では独りでカフェに行くのは特別なことでないよ」って説明したところで、興味ないのか、すぐ違う話になっちゃった。
国が違うと、それぞれの普通も違うから、当然のことだけど、違いを知って自分のスタンダードを考えさせられる。
どっちがいいとか、良くないとかは全くなく、いろいろ違うから面白く思えたりするのだし、自分の傾向も知ったり、まだまだ自分って分らないな〜って思えたり。

ヒトミ、アローン時間を週末たくさん持ったおかげで、フィリピンのスターバックス行ってみたり(エンサイマダってフィリピン独特の菓子パンや、シークワーサーみたいなフィリピン独特の柑橘のカラマンシーチーズケーキってなご当地メニューが知れるのって嬉しい)
朝マックしてみたり(マクドナルドなのにご飯もスパゲッティもあるので、面白い)

その朝マック中、いかにもフィリピンの田舎で作られました!っていうような素朴なカゴリュックを背負っているおじさんがいて、そのリュック可愛いですね!って話かけたら、もうひとつ余分に持っているからあげるよ〜って話になり、、、。 (50代半ばのおじさんが英語が喋れるのが、ほんとスゴイと思う、ウチの父が英語喋ってるの想像できないし、、)
それがきっかけとなり、そのおじさんの娘さんがケーキ作りが好き(大学の授業でクッキングコースを選択していたのだとか)ということで、おうちにお邪魔するという展開に発展し、ケーキ作りを一緒にすることになりました。
まず、オーブンが家にあるということに驚いたのだけど、学校でパン作りなど習ったことはあっても、家で自分でオーブンを使うお菓子は作ったことがない、というので、ぜひ一緒に作りたい〜と。
おうちに着いたら、朝からたくさんおかずを作って用意してくれていました。お母さんと協力しながらもメインで用意してくれたのは娘さん、ほんとに料理が好きみたい。魚、イカ、豚肉、鶏肉、野菜もたっぷりココナッツ風味のおかず、テーブルに乗りきらないくらいのおかずたち。よく冷やしたココナッツにストローさした、フレッシュココナッツウォーターをどんっ!っと出してくれて、心のこもったおもてなし(めちゃくちゃ美味し〜、どれもこれも〜)に、この嬉しさをどう表現したら良いのやら〜と、胸を熱くしながらやっぱり私の言葉は少なくて、、。そんな心境のなか、賑やかなおうちですこちら、近所の方や親戚、お父さんのお友達やらで、人が出たり入ったり。
お腹いっぱいになったところで、さ〜、お菓子作り!
オーブン、一度も使ってないみたいだったから、ちゃんと動くのか心配だったけど、温度がちゃんと上がることを確認し(ちょっと大きい目のオーブントースターって感じ、よく言えばデロンギみたい、温度設定のねじと時間設定のねじだけ)
メニューは、簡単で応用の効くものがいいと思ったので、「朝食おやつ」のレシピからりんごのバターケーキに決めました。(今回の写真はこれですよ、バックのピンクの花柄布がフィリピンのおうちっぽい?)
これ、ほんと材料混ぜていくだけだし、溶かしバターだから、バターの状態を気にしなくていいし(クリーム状にキープするのって、結構難しい気がする、暑い時も寒い時も)今回、具材はりんごにしたけれど、バナナに変えたり、チョコ味にしてみたりも出来るからね〜って説明したら、すごく嬉しそう。
それにしても、日本を離れてから計りがなくてもお菓子が作れるようになったのがスゴイと思う。
といっても、目安はあって、バターならパッケージに書いてあるからそれを基準とすればいいし、粉は今回も計り売りのところで調達できたので、それでオッケー。卵は一個がだいたい50〜60g、砂糖も大まかに入れて味をみて、後で足りなければ足せばいいのだし。生地がゆるめに感じたら粉をもう少し足して〜って感じで何となく出来るもんです。
今まで、お菓子作りって計り命!って思っていたし、細かくいうと確かにそういう部分もあるのだけれど、おうちのお菓子って大雑把でもぜ〜んぜんオッケーだな〜って思うし、手作りのお菓子があるっていうだけで、もうスペシャルですよね。

フィリピンで、歩粉のお菓子が作れるなんて思ってもみなかったから、なんとも不思議な歩粉活(婚活ならぬホコカツ、大きな?未来も小さな一歩から、、)
後日、51ヶ月目のボーイフレンドと記念日(フィリピンでは毎月、つき合った日のお祝いをするらしい、、忙しいよね、素晴らしいことだけど)にチョコテイスト生地にm&msのカラフルなチョコをトッピングしたケーキを焼いたと写真を送ってくれて、感激〜。
フィ、フィ、フィリピンで歩粉のレシピが役立ってる〜〜!!うれP〜(古すぎ)

ビザの関係と、わたしのコンプレックス英語、その二つの理由で来たフィリピンでしたが、いつでもどこでも思うのは、自分を見つめるってこと、私ってつくづく偏りがあるな〜って思うし、でもそれが私!って認めざるを得ないから、そんな自分と付き合っていくの〜よ、ど〜こまでも〜(線路は続く〜よ、ど〜こまでも〜♪の調子で)
もうだんだん、そろそろ英語コンプレックスにも諦め?がついてきたというか、つまり8週間で、英語がぐーんと伸びる!とかわたしには無かった、、、と言いましょうか、そんなことどうでも良くなってきたというのか、最終的に、、はは。

さてさて、フィリピン後の私の行方は〜。
シェパニーズのインターンシップをするために昨年10月末に訪れた時、もう秋のメニューで(柿とかね!)、それはそれで十分素晴らしかったのですが、カリフォルニアの夏のフルーツはヤバい!と、何人かしら口を揃えて言うのを聞くと、それを経験せず戻る訳にはいかない!との思いが出て来て、ペイストリーのシェフに約一年通してのシェパニーズのデザートが見たいです!とお願いし、いいよとのお返事頂けた時、今度の秋近くまではアメリカにいることが自分の中で決まりました。
ポートランドには、学生ビザを復活させるため1ヶ月もう一度学生になり。その後60日間はアメリカに滞在出来るので、その期間を使ってまたインターンシップする、という流れ。60日後は、さすがに日本に戻ります(ESTAビザも、丁度切れる時期で、、)
久しぶりの一時帰国(なんと、その時期に東京でトークショーをするという企画が決定しました6月です!、また詳細お知らせしますね〜)その後また夏のフルーツ使いを知るためにバークレー.シェパニーズへ。
自分で今文章書いてても、こんがらがって来るのですが(なんせブログの更新が遅くて、時間軸が変になっておりますが、今回のフィリピン内容2月の話だし、、)すみません。こんな調子で、最近読んでくれている方(がいるとしてら、、)に申し訳ない、まとまりのない文章力で、お目目汚しかもなのですが、、、細々つづけますね、、、。

またまた長くなってしまった、歩粉ちゃん奮闘記でした〜、つづく。












 
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